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『クレーヴの奥方』(, 「手紙」の意)は、1999年製作・公開、マノエル・デ・オリヴェイラ監督のポルトガル・フランス・スペイン合作映画である。 == 略歴・概要 == フランスのラファイエット夫人による17世紀の小説『クレーヴの奥方』が原作であり、日本語題名は原作のタイトルを踏襲している。 1961年にジャン・ドラノワが監督した映画『クレーヴの奥方』とは異なり、舞台は現代のフランスである。原作の発表当時も実在の人物が実名で描かれていたが、本作でも実在の人物であるペドロ・アブルニョーザ、マリア・ジョアン・ピレシュが本人役で出演している〔#外部リンク欄、''La lettre'', ''Internet Movie Database'', 2009年10月17日閲覧。二重リンクを省く。 〕。原作の「ヌムール公」にあたる役をアブルニョーザが実名で演じている。 同年5月21日開催の第52回カンヌ国際映画祭でパルムドールにノミネートされ、審査員賞を獲得した〔。カンヌ、同年9月4日のモントリオール世界映画祭、同年9月10日のトロント国際映画祭を経て、同年9月22日にフランスで、同年9月24日にポルトガルで劇場公開された〔。 日本での劇場公開は完成2年後の2001年6月9日で〔、東京・日比谷のシャンテ シネ(現在のTOHOシネマズシャンテ)等で上映された。翌2002年3月25日には、紀伊國屋書店から日本語字幕版DVDが発売されたが、その後廃盤となった〔クレーヴの奥方 DVD 、紀伊國屋書店、2009年10月17日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クレーヴの奥方 (1999年の映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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